お役立ち情報 お役立ち情報

お役立ち情報

大学入学共通テストを恐れるな!医学部受験のプロが対策法を教えます!

Share

2021年1月より新入試制度である「大学入学共通テスト」を実施

2021年1月から、従来のセンター試験に変わり、新入試制度である「大学入学共通テスト」が実施されます。医学部を目指すみなさんも、新入試制度がどのようにものになるのか、とても気になりますよね。
そこで、医系専門予備校メディカルラボの医学部受験スペシャリストの山本雄三さんと佐分篤史さんに、医学部受験生は新入試制度とどのように向き合えばいいのか、インタビューを実施。2人が「恐れることはない」と語る理由とは?

スペシャルゲストSpecial guest
  • メディカルラボ情報研究所 所長
  • 山本 雄三
  • Yamamoto Yuzo

山本 雄三

  • メディカルラボ大阪梅田校、なんば校、あべのハルカス校統括責任者 / 本部教務アドバイザー
  • 佐分 篤史
  • Saburi Atsushi

佐分 篤史

医系専門予備校メディカルラボが誇る二人のスペシャリスト

まずは、自己紹介をお願いします。

山本:私は25年以上前から医学部受験に携わり、現在はメディカルラボで医学部入試情報の収集・分析をメインに担当しています。
当然、新入試制度についても色々とリサーチしているので、医学部受験生にとって有意義な情報を提供していきたいと思います。

メディカルラボで情報収集・分析を担当する山本雄三さん
メディカルラボで情報収集・分析を担当する山本雄三さん

佐分:私は現在メディカルラボ大阪梅田校、なんば校、あべのハルカス校の統括責任者を務めています。同時にメディカルラボ本部教務アドバイザーとして全国で講演会に登壇しており、多くの受験生や保護者の方に激励とアドバイスを送ってまいりました。やはり政府が発表する大学入試改革には不安な声も聞いておりますが、常に最新の情報を入手し、個々に応じた対策、対応が必要だと感じております。

メディカルラボ大阪梅田校、なんば校、あべのハルカス校統括責任者/本部教務アドバイザー佐分篤史さん
メディカルラボ大阪梅田校、なんば校、あべのハルカス校統括責任者/本部教務アドバイザー佐分篤史さん

どう変わる?「大学入学共通テスト」とは

まずは、そもそも何が変わるのか。「大学入学共通テスト」の概要を教えてください。

山本:今回の入試制度変更の背景には、現在のセンター試験では、思考力や判断力、表現力といった社会に出てから必要となる能力を問うことができない、という問題があります。これまでの暗記型、詰め込み型の教育ではなく、思考力や判断力、表現力を問う試験に変更することで、高校教育の段階からそうした能力を養っていく、というのが文部科学省の狙いです。

佐分:グローバル化の進展、AIやIoTなどのテクノロジー革新、少子高齢化社会など今後さらに予見が困難な時代になっていきます。こうした中で、高校と大学の教育過程を接続し、社会に出て早い段階から活躍できる若者を育てる必要があります。大きな背景としては、こうした社会の変化があり、高校と大学を結ぶ大きな要であるセンター試験にメスを入れることになったのです。

具体的にはどのように試験内容が変わるのでしょうか?

山本:出題方針が変わります。センター試験では「知識・技能」を中心とした出題でした。簡単にいえば、暗記力を問う問題や公式を当てはめれば解答できるような基礎学力中心の問題です。共通テストでは、「思考力・表現力・判断力」を中心とした出題に変わります。当然、問題レベルは上がります。しかし、今までも国公立大学や私立大学の個別試験では必要とされたものだったので、医学部をめざす受験生は、それほど心配をしなくても良いと思います。

従来のセンター試験と大学入学共通テスト
従来のセンター試験と大学入学共通テスト

佐分:国公立大学を受験する場合には、従来のマーク式の英語の他に、併せて英検やTOFFLなどの外部検定試験を受験しなければならないことになっていました。しかし、様々な理由から、2024年度まで延期されることになりました。

山本:延期されますが、英語は数学と並んで、医学部受験のメイン科目です。英語の配点を他の科目よりも高く設定している大学もあるので、英語が重要であることは変わりません。国語や数学の記述式問題も延期になりました。国語については、苦手な生徒にとっては負担が軽減されたと思います。

佐分:他の変更点としては、マークシート式でこれまでは解答は一つでしたが、問題によっては複数正解がある問題も出題されると言われています。複数の図表、グラフ、会話文から、情報を組み合わせて総合的に考える力が試されるのです。

山本:医学部を受験する時の試験教科と科目には変更はありませんが、英語では筆記とリスニングの配点がそれぞれ100点ずつに変更されます。ただ、大学によっては傾斜配点を行うと思うので、事前に確認をして何を優先して勉強していくか、プランを練る必要があります。

「大学入学共通テスト」に対する世間の反応

共通テストは過去問がないので、どのような出題になるのかイメージしづらいですよね…。

山本:大学入試センターのwebサイトで共通テストの試作問題が公開されているので、目を通しておくといいかもしれません。まったく同じ形式になるかは分かりませんが、イメージは付きやすいかと思います。

2020年度に医学部受験を目指す学生や保護者の反応はどうなのでしょうか?

山本:2020年度は例年よりも、大学のレベルを落として受験する医学部生が増えることは予想されています。現に、生徒と話をしていても「新入試制度が嫌だから、志望大学のランクを下げてでも、今年中に合格したい」という安全志向を持つ人が多いですね。

佐分:多くの生徒が、高校からの情報だけを頼りに新入試制度への対応を考えています。ただ、多くの高校では医学部を志望する高3生の生徒に対して「浪人をすると、新入試制度は不利になるから、別の学部でもいいから今年度中に大学へ進学しておくといい」といった指導がされています。そうした話を聞いた保護者様や生徒から、我々にも相談がくることが増えてきました。大学のレベルを下げるならまだしも、医学部を諦めるといったアドバイスをされたら、そりゃあ不安にもなりますよね。

長年医学部受験に携わってきた2人。新入試制度に対する分析や準備も欠かさない
長年医学部受験に携わってきた2人。新入試制度に対する分析や準備も欠かさない

そんなことまで言われているんですね…。

佐分:結局、高校の先生たちも新入試制度についてよく分からない状況なんですよね。だから、無難なアドバイスをするしかないのも理解はできます。

「大学入学共通テスト」への対策

実際、医学部生はどうすればいいのでしょうか?

山本:私としては、仮に浪人をして新入試制度を受けることにもなっていいから、絶対に医学部を受けた方がいいと思っています。

佐分:私も、そう思います。

山本:繰り返しになりますが、先ほどお話しした通り、新入試制度で問われる思考力・判断力・表現力といった力は、これまでの医学部の個別試験で問われてきた力と同じなんですね。数学の記述問題や、英語の長文読解、英作文が学部の試験では高いレベルで問われます。

佐分:だから例え合格できなくても、浪人して1年間、医学部受験に向けた勉強をコツコツと続けていけば結果的に「大学入学共通テスト」にも通じる学力がつきます。むしろ、長く続けている分有利に働くかもしれません。

山本:だから、「医学部を本気で目指しているなら、間違っても別の学部を受けるな。新入試制度は恐れることはない!」と声を大にして言いたいですね。せっかく医師の道を志したのに、試験制度の変更という理由で諦めるのはもったいない。

佐分:それに、初年度の共通テストは大幅に浪人生に不利になるような出題はないと予想しています。そうなれば、社会的問題になると思います。

確かに、制度が変わるからと医師の道を諦めてはほしくないですよね。

山本:はい、絶対に諦めないでほしいですね。諦める前に、メディカルラボにぜひ駆け込んでください(笑)。

佐分:メディカルラボでは、医学部合格に必要な思考力・判断力・表現力を養うための個別授業をこれまでも行ってきました。生徒の学力、特性に応じて個別カリキュラムを構築し、各科目の講師が1対1の授業を行います。例えば、記述の解答が苦手な生徒がいれば、より部分点が取れるような記述の方法を教える、といった細かな指導も行っています。こうした指導は、きっと「大学入学共通テスト」でも通用するでしょう。

山本:私は毎年、各大学の試験問題の分析に明け暮れています。そうして分析したデータをもとに出題傾向や指導方法をマニュアル化した「個別指導要項」を、より入試問題に特徴が出る全私立大学で作成しています。生徒の特性と「個別指導要項」をもとに、相性が良い大学をマッチングし、効率的な勉強プランを生徒一人ひとりに合わせて立てています。

個別指導要項の内容を確認する山本さん。この資料は、メディカルラボだけで見ることができる
個別指導要項の内容を確認する山本さん。この資料は、メディカルラボだけで見ることができる

佐分:まだ、新入試制度については、試験の内容や大学側の対応など不確定な要素が多いです。高校の授業だけでは足りないことも出てくる可能性もあります。メディカルラボでも、新入試制度に関する情報は常に収集していますし、北海道から九州まで全国展開している強みを活かし、全エリアの大学の情報が集まります。「大学入学共通テスト」を見据え、少しでも合格率を高める医学部受験対策をしたい人は、ぜひメディカルラボを頼ってみてください!

Share