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センター試験で道は開ける!――苦手を克服して達成した9割の目標

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大阪医科大学医学部2年生 T.Mさん
現役で一般合格

どうして、自分は医学部を目指すのか。受験生活の不安とどのように向き合うのか。見事、合格を勝ち取った現役医大生に、医学部への思いや不安との向き合い方を聞き、合格までの軌跡を辿る連載シリーズ「合格ストーリー」。今回お話を伺ったのは、センター利用で大阪医科大学の医学部に合格されたT.Mさん。周囲に医学部を目指す同級生が多い進学校で、センター試験の勉強を極めたTさん。苦手な文系科目をどのように克服し合格したのか、お話を聞いてきました!

Tさんが医学部を目指したきっかけは何だったんですか?

いくつかあるんですけど、一番は周囲に医学部を目指す人が多かったことです。進路を意識する時期に、周りに医学部を目指す同級生がたくさんいて、私もなんとなく目指すようになりました。また、高校2年生の時に姫路で医者の仕事を1日体験する機会があったんです。友達と参加して、とても新鮮な気持ちで楽しめました。また、祖父が昔認知症で母が介護していたんですが、その時に母と「医者って偉大だね」って話をしていたのを思い出して、本格的に医学部への進学を目指すようになりました。

そうだったんですね。どのような高校生活を過ごされていたんですか?

私の通っていた高校は、中高一貫の進学校でした。受験を意識させるタイミングが他の高校よりも早く、進学実績も豊富でした。勉強環境は比較的恵まれていたと思うんですけど、そんな高校に通う私は部活漬けの生徒だったと思います。入学時からずっとバスケットボールをしていて、そんなに強い部活ではなかったんですけど、練習や規則が厳しかったんです。授業が夕方まであって、放課後は毎日部活で、土日も試合が入ることが多く、勉強する時間を確保できていなかったです。スキマ時間を見つけて予備校には通ってはいたんですが…。


予備校には行っていたんですね。

高校に上がったタイミングで、家の近くの東進に入りました。映像授業なので、いつ行ってもよくて通いやすかったですし、自習室をよく利用していました。とはいえ、学校の受験対策が充実していたので、メインは学校で予備校はおまけみたいな感じでしたね。たまに映像授業でわからないところを復習して、学校が空いてない時に自習室を使っていました。学校の授業も真面目に受けていたので、常に学年順位は190人中30番以内には入っていました。

本格的に受験勉強を始めたのはいつだったんですか?

私が通っていた高校は、部活動を引退するタイミングが高校2年生の終わりでした。とはいえ、引退後に始めても遅いと思っていたので、高校2年生の途中には受験を見据えた勉強を始めていた気がします。

受験対策が充実している進学校とはどのような感じだったんですか?

まず高校3年間の範囲を早いうちに終えてくれていましたね。3年生の授業は全部受験対策と銘打っているものでした。また、学校の校舎の中で使われていないところが、21時まで自習室として解放されていました。部活引退後は、朝から夕方まで学校で受験対策の授業を受けて、放課後は夜遅くまで篭って自習する毎日だったのを覚えています。

それから、いい先生が多かったです。わからないところを質問しに行くと、いつもオープンで丁寧に接してくれました。学年の先生同士も仲良く、そこに生徒が絡みに行くみたいな感じです。受験対策がきっちりしている進学校と聞くと、厳格なイメージが強いと思うんですけど、実際の雰囲気は明るくて楽しかったですよ。

いい環境ですね。どのような勉強をされていたんですか?

私、文系科目が本当に苦手だったんです。特にセンターの地理と国語ですね。なので、その2教科の克服に注力していました。理系科目は全部得意だったんです。理系科目は学力を維持する程度の勉強をしていましたね。

どのように苦手を克服していったのでしょうか。

地理は、センターの過去問をひたすら繰り返し解きました。また演習量を確保するために、河合塾や駿台などの大手予備校が出しているマーク式の問題集を購入し、解いていましたね。地図帳に情報を書き込んで、暗記する勉強法も取り入れていました。

国語は特に苦労しましたね。特に古文と漢文は点がなかなか取れませんでした。地理と同じなんですけど、やっぱり過去問演習をずっとやっていましたね。河合塾が出している25年分の過去問が掲載された問題集を購入し、それを中心に勉強していました。古文漢文に関しては、25年分全部解いていた気がします。

学校からずっと「センターの古文漢文は満点が当たり前」と言われていました。そんな中、なかなか満点が取れずに悩んでいて、年末の時期には半ば満点は諦めていました。そんな時に母が一冊の漢文の参考書「漢文早覚え速答法」を買ってきてくれて、これが私に合っていたんです。本自体はセンター試験と二次試験両方に対応していて、私はセンターのとこだけずっと読んでいたんですけど、この本に出会ってから、漢文が満点を取れるようになったんです!この本と出会わせてくれた母には頭が上がりませんね(笑)。また、古文も単語を中心に勉強し続けていたら、満点近く取れるようになりました。


実際のセンターの結果はどうだったんですか?

地理は8割程度で、そこまで高得点ではなかったんですけど、国語は9割を超えました。理系科目もミスすることなく解けたので、総合でも9割を超えて、大成功でした。

センター試験は初日に文系科目の試験があります。そこでミスをして、翌日に悪い流れを持ち越すのが嫌だったので、文系でコケなくて良かったです。医学部を目指す受験生はセンターレベルの理系科目は基本落とさないです。なので、文系科目で差がつきますし、国語で得点を取れなかった周囲の医学部志望の友達はみんな志望校を下げていましたね。

そこから大阪医科大学はどのようにして受かったのですか?

元々センターには自信があったので、センター利用で関西4私大(大阪医科大学・関西医科大学・兵庫医科大学・近畿大学)全部に出願していたんです。一方私の第一志望は国公立でした。しかし、センターリサーチでも志望者の中で3位で、推薦合格が確実と思っていたある大学に落ちてしまったんです。そこでメンタルをやられてしまって「もう受けてやるもんか!」と思って二次を受けなかったんです(笑)。

センター利用で出した4つの大学では全て合格し、その中で、大阪医科大学は一番歴史があり、レベルも高く、家からのアクセスも良かったので選びました。ドタバタの末に進学を決めたんですけど、今の大学生活がとても楽しいので、いい選択だったなと今では思います。

そんな経緯があったんですね。最後に受験生へのメッセージをお願いします。

とにかくセンターです。私はセンターで高得点が取れたので、2次試験前にメンタルが沈んでも今こうやって医学部に進学できています。センター試験で9割さえ取っていれば、センター利用も使えるし、二次試験も余裕を持って受けられるので、早いうちから対策しておくと良いでしょう。

今思い返せば、高校1年生の時に通っていた東進では、2ヶ月に1回マーク式のセンター模試があったんです。高校1年生の時からセンターにずっと触れていたのも、私がセンター得意な一因になっていると思います。みなさんのセンター本番が上手くいくよう応援しています!

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