合格ストーリー 合格ストーリー

合格ストーリー

腹をくくって合格を決めた3浪目――個別指導で出会った効率的な勉強法

Share

大阪医科大学医学部1年生 K.Sさん
3浪の末に一般合格

どうして、自分は医学部を目指すのか。受験生活の不安とどのように向き合うのか。見事、合格を勝ち取った現役医大生に、医学部への思いや不安との向き合い方を聞き、合格までの軌跡を辿る連載シリーズ「合格ストーリー」。今回お話を伺ったのは、3年間の浪人生活を経て、大阪医科大学の医学部に合格されたK.Sさん。1、2浪目で合格を決められず、腹をくくって3浪目で環境を大きく変えたKさん。地道な勉強をしながらも、結果的には効率よく学力を伸ばせたというKさんの浪人時代の勉強について聞かせてもらいました!

医者を目指したきっかけを教えてください。

小学5年生の時に、ある病気を患いました。それまで元気だったのに、急に病気にかかって、最初のうちはまったく病気を受け入れることができなかったんです。注射も本当に怖くて、幼いながら毎日苦しい思いをしていたのを覚えています。そんな時に、担当の先生が病気を向き合う覚悟を持たせてくれました。変に焦せらせることもなく、子どもの私でもわかるような簡単な表現で病気について教えてくれたり、毎日「頑張ろうね」と声をかけて勇気付けてくれたりました。そんな先生に憧れたのももちろんありますし、当時の私みたいに病気を受け入れられない子どもを支えることができるのではと思い、医師を目指し始めました。

医学部受験に向けて本格的に勉強を始めたのはいつですか?

小学生という早い時期に医者を目指し始めたのですが、当時はまだ漠然とした夢みたいなものでした。卒業後中学受験をし、中高一貫に進んだんですが、学校の授業についていく程度の勉強しかしていませんでした。高校3年生の進路選択のタイミングで、昔からの夢である医者になるための道を考え始めた時が、本格的に受験勉強を始めた時期ですかね。スタートが遅かったので、現役の受験は落ちてしまいました。私立も受けずに、浪人覚悟で医学部受験をしたのを覚えています。

医学部を本格的に目指すと言った時のご両親の反応はどうでしたか?

ずっと医者になりたいとは言っていたので、驚いてはいませんでした。ただ、目指すからには本気で勉強を頑張るよう言われましたね。

浪人生活について教えてください。予備校はどこに通われていましたか?

結局3年浪人したんですが、1浪目と2浪目は駿台に通っていました。現役の時の学力が低かったのもあると思うんですけど、1浪目から成績は伸びました。センター試験の得点でいうと、現役時は7割程度だったんですが、1浪目の本番は8割を越えたんです。しかし、合格点には届かず、私立も受けていなかったので、2浪目に突入しました。

1浪目が終わった時点で、理系科目はある程度得点が取れたのですが、文系科目は苦手なままでした。「理系の科目の点数をキープして、文系さえ克服したら合格できるか」と最初は思っていたんですが、今思うとかなり甘い考えでした(笑)。そう簡単に点数は伸びず、結局2浪目の受験もダメだったんです。ずっとA判定が出ていたすべり止めの福岡大学も本番で失敗してしまって、2浪目が終わったタイミングでは自信をすっかりなくしていました。


そうだったんですね。3浪目についてのお話も聞かせてもらえますか。

このままではいけないと思い、まずは予備校を変えることにしました。駿台で学力を大きく伸ばすことができたのですが、まだ穴があるのも事実。3浪目で必ず決着をつけると腹をくくり、無駄なく効率重視で学力を上げることができる医学部専門予備校で、個別指導が有名なメディカルラボに入ることにしたんです。

例えば、同じ英語でも、単元ごとに得意不得意があります。得意な単元の授業を聞いている時間は正直もったいないですし、個人の苦手にフォーカスする指導は大人数向けに授業を進める大手予備校では叶いません。私の場合、英文法が得意で、長文問題が苦手でした。過去問演習の授業で、その両方を扱うとなった場合、文法は授業スピードを上げてほしいし、長文はゆっくりと解説してほしい。そういった細かい要望を聞いてくれる環境を求めた結果、のメディカルラボに入ることにしました。

入ってみてどうでしたか?

自分の求めていた環境がメディカルラボにはありました。また英語の話になるんですが、長文が苦手だったので、3浪目はとにかく読む量を増やすことにしたんです。メディカルラボには読む材料がたくさんありました。たくさんの問題集の長文問題だけをひたすら解いていたのですが、まだ足りないとなった時は先生が新たに問題集を仕入れてくれて、とても助かりましたね。また英作文対策でも、書いてすぐ添削をしてもらいまた書くといったサイクルをたくさん回せました。わからないところもすぐに聞きに行けたし、最終的に偏差値が70を越すまで英語を伸ばすことができました。

理系科目の勉強はどう進めましたか?

印象に残っているのは数学です。2浪目まで計算ミスが多かったんです。メディカルラボの最初の数学の授業でそれを指摘されました。そして担任の先生は私に、簡単な問題がたくさん載っている計算問題のテキストを3冊渡してきたんです。

最初は「今更こんなレベルの低い問題集をやって意味があるのか」と懐疑的でした。なんとか解き切って、先生に伝えると、今度は少し上のレベル、とはいえまだまだ簡単な問題集を3冊渡されたんです(笑)。正直地道すぎないか…と思っていたのですが、意外とミスも多く、「やる意味が少しはあるのかな」と思い取り組みました。そして合計6冊を終えた時には、計算ミスをほとんどしなくなったんです。計算ミスがなくなると、完投できる問題の数が増えました。そして数学の成績が大幅に伸びました。

それから、立体の記述問題が苦手だったことを先生に伝えると、2人の先生が期間限定でついてくれました。苦手な問題の類題を、いろんな問題集から集めてくれて、2週間で類題を100問以上解いて克服しました。1人だと問題を集めるだけで時間を使ってしまい、そこまで解くことに時間を使えなかった気がします。

すごい…。理科はどうでしたか?

生物が元々得意だったんですけど、さらに伸ばすことができました。今までは感覚で解いていたところを、採点ポイントを踏まえて記述できるようになったんです。今までなら「わかったつもり」で流していたような部分も、メディカルラボの先生は見逃しませんでした。

数学同様、数もこなしました。国公立の過去問を3年分ずつ南の大学から解いていくチャレンジをして、合計数十年分の過去問を解いていくうちに問題のパターンが見えてくるようになりました。受験直前では、初見の問題が見当たらないくらい数をこなしましたね。

そのまま最後まで成績を伸ばして、晴れて合格することができました。「なんとなく」を見逃さないようになったのが、学力が伸びた1番の要因でしたね。


受験期間を振り返って、最初の2年の3浪目の一番の違いはなんですか?

最初の2年は、とにかくがむしゃらに勉強をして基礎力をつけました。そして、効率のいい勉強方法を知ったのが3浪目。最後に個別指導を選んで本当に正解でした。

メディカルラボでは、私に合った勉強計画を一緒に立ててくれました。納得感を持って、計画通り勉強できましたし、途中での計画の微調整や見直しも、その都度ちゃんと私に向き合ってくれて一緒にやってくれましたね。そういう勉強の進め方は、最初の2年間の大手予備校ではできなかったと思います。

また、今でも覚えているのが、一度ストレスがピークに達し、先生に受験に対する不安や自分の勉強に関しての不満など、溜めていたものを全部吐き出したことがあったんです。その時に、先生は全部を一度受け入れてくれて、ちゃんと向き合ってくれました。ぶつかっていっても、真正面から受け止めてくれる人がいるという環境は、私にとって大きな価値でした。

素敵な話ですね。最後に受験生に対してのメッセージをお願いします!

腹をくくって、勉強に打ち込んでください。知識やテクニックももちろん重要ですが、結局受験は気持ちだと思っています。最後まで諦めず、合格まで突き進んでください!

Share