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漠然と始めた医学部受験がライバルの存在で刺激的なものに

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筑波大学大学医学部4年生 Y.Mさん
現役で公募推薦合格

どうして、自分は医学部を目指すのか。受験生活の不安とどのように向き合うのか。見事、合格を勝ち取った現役医大生に、医学部への思いや不安との向き合い方を聞き、合格までの軌跡を辿る連載シリーズ「合格ストーリー」。今回お話を伺ったのは、公募推薦で筑波大学に合格したY.Mさん。部活も頑張り、学校の成績もずっと良かった“スーパーマン”のY.Mさんがどのように受験期を過ごしてきたか、お話を聞いてきました!

医学部を目指したきっかけを教えてください。

こんなことを言うといきなり反感を買うかもしれませんが、ずっと成績は良かったんです。進路選択のタイミングで、漠然と成績が良くないと入れない学部に行こうと考え、医学部を目指し始めました。親が医者ってわけでもないですし、ハイレベルなチャレンジをしたい、という気持ちが大きかったです。

どのような高校生だったんですか?

部活に打ち込んでいましたね。バドミントン部で、3年生の引退まで全力でやり抜きました。部活をやりながらも、将来の選択肢は多く持ちたかったので勉強も頑張ってました。授業を真面目に聞いて、定期テストでいい点を取るのはもちろん、部活の帰り道も単語帳や参考書を眺めて、復習も手を抜きませんでした。その甲斐あってか、偏差値は72前後をずっとキープしていましたね。


公募推薦を考え始めたのはどのくらいの時期ですか?

地元が札幌なんですが、東京に漠然とした憧れがありました。また、どうせ目指すなら上のレベルということで、慶応の医学部を志望していたんです。でも高校3年生になった時に、多額のお金もかかるし、現実的じゃないことに気がつきました。

どうしようか考えていたときに、親が「12月で受験が終わる受験方法があるらしいよ」と言って公募推薦の話を持ってきてくれました。もともと関東に行きたかったのもあって、そのタイミングで筑波大学の公募推薦を受けることを決意しました。

とは言え、当時は部活真っ最中だったので、本格的に受験対策を始めたのは高校3年生の夏でした。

受験勉強について教えてください。予備校などは通われてましたか?

駿台に週1回行っていました。科目は化学だけ。というのも、僕模試やテストがめちゃくちゃ好きなんです(笑)。外部から模試を受けるとなると、その都度手続きをしてお金を払わなくちゃいけません。予備校生だと無料で受験できるので、そのためだけに予備校に入りました。受験に関する情報も入ってくるので、通って良かったと思ってます。

賢いですね…(笑)。得意科目と苦手科目を教えてもらえますか?また、苦手科目はどう克服されましたか?

得意だったのは、数学と理科。苦手だったのは、英語と国語でした。

英語は学校の勉強だけはずっとやっていたんですけど、受験英語となると苦手で…。単語と文法をとにかく覚えて、基礎を徹底的に鍛えて、1日1回は長文を読むようにしてました。とにかく基本的なことを地道にこなしたのを覚えています。

国語は最後まで勉強しませんでしたね。推薦で国語は必要なかったのと、もし落ちて一般入試で受けるとなっても、二次試験に国語がない大学を受けるつもりでした。そのくらい苦手でした。3年生のときの担任が古典の先生で、個人的に仲良くさせてもらっていたのですが、センター模試で1位を取ったらごはんに連れて行ってもらう約束をしたことがありました。けっこう本気で、2週間だけガッツリ勉強したんですけど、目標に届かなかったんです。ずっと苦手ですね、国語は(笑)。

平均的な1日の過ごし方はどのような感じでしたか?

規則正しい生活は意識していましたね。7時半に起きて、17時までは学校、その後18時に帰宅して19時から勉強を始めて、必ず1時には寝るようにしていました。勉強ばかりにならないように、必ず学校では友達と、家では家族と一緒にごはんを食べるようにしてましたね。普段から勉強する習慣は前からあったので、大変と思ったことはなかったです。

親や友人の存在はありがたいですよね。

そうなんです。母が夜食用に作ってくれたインスタントラーメンの味は今でも覚えています(笑)。僕のために色々情報収集をしてくれたり、一方でいつも通り気負わず接してくれたり、感謝は尽きないですね。

また、親や友人ではないんですけど、彼女の存在も大きかったです。支えてくれたというよりかはライバルなんですけど(笑)。高校1年生の時から付き合い始めたんですけど、その当時僕は学年で20位くらい、彼女はトップ3の成績でした。僕の勉強の原動力は「彼女に負けたくない!」というライバル意識だったと思います。彼女は東大を目指して、結局合格して今も通っているんですけど、それに負けてたまるか!という思いを持って勉強していましたね。


素晴らしい関係です。受験直前はどう過ごされましたか?

いつもと変わりませんでした。疲れたときは無理せずに、相変わらず寝ていました。受験前日は、駿台でもらっていたけどまだ解けていなかった九州大学の実践模試の問題を解いていたのを覚えています。

当日は試験が10時開始で、7時半に起きたんですが、朝は特に何も勉強しなかったです。変に焦って、平常心を失うのは危険だと思っていたので。

試験の手応えはどうでしたか?

余裕を持って試験に臨んだんですけど、思っていたより解けませんでした。正直落ちたと思ってましたね。入学後、同期に話を聞くとみんなそう思っていたそうです。僕らの年は特に問題が難しかったらしいんです。完全に落ちたと思ってたので、合格発表の瞬間は余計嬉しかったですね。

最後に、受験生に向けてメッセージをよろしくお願いします!

ライバルを作ってください。僕の場合は東大志望の彼女でした。自分より勉強ができるライバルは、刺激を与えてくれる存在になります。良いライバルを見つけて、ぐんぐん成績を伸ばして、ぜひ第一志望の医学部に行けるよう頑張ってください! 応援しています。


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