合格ストーリー 合格ストーリー

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家での勉強時間はゼロ!勉強と遊びのメリハリを付けてストレスのない受験生活を実現

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帝京大学1年生 H.Sさん
2浪を経て合格

周りに同じ境遇の人がいないと、精神的に辛い部分も多くなってしまう浪人生。家族に心配をかけたくないと考える人も多いのでは。
今回の「合格ストーリー」でご紹介するH.Sさんも、周りに話せる人がおらず、モチベーションを保たせることに苦労したそうです。2浪の後に帝京大学に合格したH.Sさんは、どのように浪人生活を乗り越えたのでしょうか?

医学部を目指すようになったきっかけは何ですか?

中学生のとき、都立高校の推薦入試を受ける際に、将来自分の就きたい職業について考えたことがきっかけです。命に関わる仕事がしたいという想いから、命とはなんだろうと考えたときに、間近で見れば分かるかもしれないと思ったんです。私は医師家系ではないですが、これをきっかけに、医師になることを目指すようになりました。

では、高校入学後から医学部を意識した勉強を始めたんですか?

第1志望だった高校には入れたんですが、1年生の間は勉強についていくことができず、こんな状態では医学部はとてもじゃないけど無理だと思い、諦めていました。2年生で受験のことを考えるようになってから、普通の学部を受けることは自分の理想ではない、医学部に入りたい、と再び頑張り始めました。

現役中、予備校などには通っていましたか?

どこの大学に入るにも英語は必要なので、元々苦手だった英語については、1年生の秋から城南予備校で授業を受けていました。ですが、きちんと勉強するようになったのは信頼できる先生に出会うことのできた2年生以降からです。城南予備校は週1回程度、3年生からは週2回通っていました。学校で定期的に受ける模試で、偏差値によって入れる予備校のクラスを教えてくれるので、その結果をもとに駿台の医学部コースにも3年生から通い始めました。

当時の成績はどうでしたか?

3年生のときは偏差値55くらいでした。苦手な英語は特にバラつきがあり、50まで下がるときもあったので、他の教科の足を引っ張っていましたね。なので、現役受験のときは手応えもなく、合格する自信は全くありませんでした。特に物理が全然できなかったんです。基礎の段階ではあまり苦手意識を感じませんでしたが、応用に入ってくると全然歯が立たなくて…。入試時も、これはだめだなぁと思いました。


では、1浪目は物理を中心に勉強を進めたんでしょうか?

朝から夕方まで駿台で対策はしていましたが、あまり改善されませんでした。数学と化学、特に英語は3年生の間に飛躍的に伸びたのですが、やっぱり物理が邪魔をしていました。前期は予習・復習をするようにはしていましたが、だんだんとスケジュールに追いつけなくなってきて、あまり身に付かなかったです。

2浪目からはメディカルラボに週6日、朝9時から夜9時まで通い、基礎的な部分からやり直しと、自分では得意と思っていた化学の穴埋めを始めました。英語はほとんどやらず、追加の知識をつける程度に留めていました。メディカルラボは個別指導なので、全体での授業とは違い、「分かっているからいいや」と流すようなことがなかったです。完全に自分のためだけに時間を使ってくれるのですごく集中できますし、自分の弱点が徐々に埋まっていく感覚を掴むことができました。

役に立った参考書などはありますか?

英語は、駿台のときに授業を受けていた先生が執筆した「改正版 医歯薬系によくでる英単語600」を1周しました。病気に関する単語や、普段使っている単語が医学部論文などで使われる際の意味などが載っているので参考になりました。すでに普通の参考書を2〜3周していて、受験の具体的な対策をしたいときにおすすめの本です。知識を付け過ぎると山を当てる感じになってしまうので、本番で初めて見るというようなことがない程度に抑えておくのがいいと思います。メディカルラボに入ってからは、個別にプリントが作られるので、参考書などはあまり使っていません。

大学はどのように決めましたか?

元々は国公立狙いで、信州大学への進学を希望していました。私立大学にも通っていいよと親に言われたのが高校3年生で、それまでは学費の安い私立大学か国公立から選ぶしかなかったので、どれもハードルが高かったんです。自分が6年間住んでもいいと思える場所や、偏差値などの面も考慮した先が長野県でした。

私立の北里大学も一緒に受けて補欠はもらっていたのですが、回って来ず、唯一合格していた帝京大学へ行くことを決めました。もう1浪して国公立を目指すことも考えましたが、8月・9月頃の色々と考える時期をもう1度乗り越える自信がなく、精神的に無理だと断念しました。

浪人中に気を付けていたことはありますか?

模試の結果で一喜一憂しないことです。模試に執着し過ぎると、先生が個別に考えてくれている志望大学の対策から外れた方向に行ってしまう場合があります。医学部の入試と模試には内容にズレがあって、例えば医学部はどの大学も有機化学が重いですが、模試ではとても軽い扱いなんです。そのため、途中からは模試の結果をあまり気にせず、それよりも過去問や先生にもらった課題の到達度を気にかけるようになりました。私の場合は特に、科学の先生が厳しかったので、聞かれたらすぐ答えられることを目標に頑張っていましたね。目標を短いスパンにすることも、受験勉強においては効果的かもしれません。

メディカルラボに入ってすぐの4月は、予習・復習のペースが掴めずに家でも若干勉強をしていましたが、慣れてきてからは家では絶対に勉強しないようにしました。単語テストが毎日あったので、その予習・復習を電車の中でやる程度で、予備校の外に勉強を持ち出さずにしてオンオフを切り替えました。


浪人中、周囲のサポートはどうでしたか?

母が毎日お弁当を作ってくれたのがありがたかったです。浪人生だから、とあれこれ言われることもなく、陰ながら応援してくれました。私がメディカルラボに1日中いて、疲れて帰ってくることも分かっているためか、「頑張れ」とか「サボってるんじゃないの?」なども言われたことはなかったです。

同級生は大学生になっていて話しかけづらかったですし、家族にもあまり相談はしなかったので、ストレスが溜まったときはゲームセンターのレースゲームで発散していました(笑)。

最後に、受験生にアドバイスをお願いします。

ストレスや寝不足を抱えたままでは、勉強は全く捗りません。予定通りに進まないし、予想以上に時間がかかってしまいます。勉強以外からくるストレスはなるべく避けながら、遊びと勉強を両方取り入れてメリハリを付けるのがおすすめです。遊ぶなら、勉強のことを一切考えずに遊ぶ方がいいですね。

あとは、偏差値を気にするよりかは、行きたい大学に特化した対策をして、自分がどれくらいできるのか、何が足りないのかを考えて把握する方が効率的だと思います。

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