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大切なのは基礎固めと演習量 伸び悩みにもめげずにつかんだ合格

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昭和大学4年生 K.Dさん
2浪を経て合格

浪人中の受験生の多くが直面する「伸び悩み」という壁。この時期をどう乗り越えるかで合否が左右されると言っても過言ではありません。今回の「合格ストーリー」は、K.Dさんにお話を伺いました。現在4年生のK.Dさんは、かねて志望していた昭和大学に2浪を経て合格しましたが、浪人中はやはり、伸び悩みに苦しみました。念願の合格までの背景には、どんな努力があったのでしょうか?

医学部を目指すようになったきっかけは何ですか?

高校1年生か2年生の頃、祖母の病院について行ったときに、レントゲン写真を見せながら説明をする医師の話を聞いて、面白いなと興味を持ち始めたのがきっかけです。医学部受験については3年生のときに決めて、夏まで所属していたバレーボール部を引退してから本格的に勉強を始めました。部活をやっていた頃の成績は5段階評価で平均4.3くらいでした。

現役時代の受験はどうでしたか?

厳しいだろうなという自覚はありましたが、明治大学を含めた4〜5校を受けました。スタートが遅かったこともあり、自分の中での勉強方法も確立されていなかったため、合格ラインまでの上げ方が分からず伸び悩みました。模試の結果も良くなかったです。
結果的に現役では合格できず…。1浪することを決めた後は、メディカルラボで毎日朝の9時から夜の10時まで勉強するスケジュールを組みました。

メディカルラボではどのような方法で勉強したんですか?

3コマずつに分かれた授業を1日に2種類受けていました。1コマ50〜60分くらいで、最初のコマは通常の授業、その後のコマで自習などで問題を解き、最後の1コマで先生の解説を交えながら勉強します。この流れを1日に2科目ずつ受けます。

こうしてメディカルラボで勉強していた時期が、一番学力の伸びを実感できました。入試レベルの問題をガリガリと解くのではなく、全科目を通して基礎を大事に進めていたのが大きかったのだと思います。苦手な物理も、メディカルラボで公式の成り立ちなどを学んでいくうちに割と得意な方になりました。基礎学力の重要性を学べましたし、基礎を知っていることで「ここの問題でこの公式を使えるんじゃないか」というように問題の応用もできるようになったんです。マンツーマンなので、自分の進捗や特性に合わせた指導をしてもらえたことも大きかったですね。

1浪目の受験はどうでしたか?

センターは受けましたが、メインは私立大学に絞りました。そのため、国語と社会にはほぼ手をつけず、センター前に少し勉強する程度に留めました。昭和大学は寮生活が楽しそうでしたし、学費面のことなども踏まえた上での第1志望で、他にもそれぞれのレベルの医学部をかいつまんで10校ほど受験しました。オープンキャンパスはどの大学もあまり行っていません。メディカルラボが主催した受験説明会で、昭和大学の職員の方と話す機会があり、そこで興味が増しました。

1浪目も結果的には不合格でしたが、一番の要因は本番に弱かったことだと思います。緊張してしまい、普段ならよく考えれば解けそうな問題でも迷いが生じ、焦りの気持ちが出てしまいました。本番慣れが足りず、全科目を通して落ち着かなかったです。私立大学は、国立大学に比べて問題の出題傾向が特殊になる傾向があります。そのため、私立大学を受験する上では、問題が自分に合っているかどうかが重要だと感じました。過去問は解いているつもりでしたが、問題演習量が足りなかったのかもしれません。

1浪で見切りをつけるという家族との会話を前提としていたので、受験後は滑り止めだった明治大学の理工学部に入学し、1カ月だけ通いました。しかし、物理が苦手なせいか自分の中で授業内容とズレを感じ始め、医師への道を諦めたくないという思いも自分の中にありました。だから、もう一度家族に相談して「もう1年だけ、医学部受験に挑戦させて欲しい」と頼み込んだんです。


すごい粘りですね。医師になりたいという強い意思を感じます。2浪目はどのような勉強方法を実践していましたか?

明治大学に入学した時点で地元の北海道を離れて1人暮らしを始めていたので、 医学部専門校舎のある御茶ノ水の駿台に通い始めました。選択したのは「私立医大コース」というセンター用の国語の授業などのない、私立の受験科目に特化したコースです。メディカルラボに通うことも考えましたが、金銭面のことはもちろん、勉強法を既に知っていたので、それをもとに勉強すればいいかなと思い今回は選びませんでした。当然ですが、メディカルラボのような個別指導は集団授業よりも、先生に質問がしやすいです。この距離感の違いはかなり大きいと思います。また、集団授業の場合は授業が一方的に進むので、自分が苦手なことは真剣に耳を傾けますが、自分が既に知っている、理解している内容に関してはどうしても聞き流してしまいがちという点もあります。このような違いに、予備校を変えたことで気が付きました。

私の選択したコースは学力別に2クラスに分かれていて、全体で約200人弱が一度に授業を受けます。2浪目は基礎を完璧にしたかったので基礎をメインに、1浪目から使っていた問題集を何週もしました。英語は、文法が分からなくても単語さえ分かればなんとなく全体の意味が理解できるので、単語を重点的に勉強しました。また、1浪目での反省を踏まえて、その年度に発売される赤本1冊(5〜6年分)を繰り返して過去問を徹底させました。この時に意識したことは、自分で考えてどうしてもだめな時にだけ答えを見るということです。すぐに答えを見ても「なるほど」と思う程度で身になりません。問題を見たときに、自分の中でアウトプットができるように、と意識しました。

受験勉強中、落ち込んだ時期はありましたか?

模試の結果が良くなかった時期ですね。年度の初めは現役生がまだ伸びてきていないので成績は出やすいんですが、夏になると追いついてくるため、伸び悩みの時期に入りました。第1志望の昭和大学の判定も常に気になりましたし、精神的にしんどかったです。地元の北海道大学のレベルは大体把握していたので、自分のレベルを知るためにあえて最後の方の志望に北海道大学を記入したりもしました。

ですが、思った通りの判定が出なかったことで落ち込んで、やる気が出なくなってしまってはどうしようもないので、この時期はひたすら勉強をして乗り越えました。模試を受けて苦手を把握して、その範囲をしっかりと振り返り、克服していきました。


浪人中、周囲のサポートはどうでしたか?

メディカルラボのときと比べて駿台では頻度は減りましたが、予備校の担任の先生などと、勉強についての話や、またそれとは全く関係ない世間話などをしました。1人暮らしで親ともあまり話せなかったので、担任制度はありがたかったです。
結果的に、2浪目の受験で第一志望だった昭和大学に合格できて、本当に良かったです。1浪目で諦めきれなかった僕の思いを汲み取って、もう一度挑戦を許してくれた両親には感謝しかありません。

最後に、受験生にアドバイスをお願いします。

時期にもよりますが、基礎をおろそかにするのは良くないです。難しい問題を解けるのも最終的には必要なことですが、基礎ができていなければそれにも到達できません。まずは、焦らず、しっかりと基礎を固めること。これは、浪人生こそ肝に銘じたほうがいいと、自分自身の経験を振り返って思います。諦めなければ、きっと合格はつかめるはずですので、強い意思を持って乗り越えてください!

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