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数学偏差値20だった私が医学部合格を勝ち取った2浪目の転機

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東京女子医科大学医学部5年生 K.Tさん
2浪の末一般合格

どうして、自分は医学部を目指すのか。受験生活の不安とどのように向き合うのか。見事、合格を勝ち取った現役医大生に、医学部への思いや不安との向き合い方を聞き、合格までの軌跡を辿る連載シリーズ「合格ストーリー」。今回お話を伺ったのは、開業医の父の背中を見て医者を志し、2年の浪人を経て晴れて医学部生となったK.Tさん。1浪目と2浪目では全く違う1年間を過ごしたというK.Tさんに合格までの道のりを聞きました!

医学部を目指したきっかけを教えてください。

父が開業医をやっていて、専門の小児科以外も全般を診て、地元の学校医も務めるような、いわゆる『町のお医者さん』でした。父の背中を幼少期から見ていたので、自然と医師を目指すようになったんだと思います。また、我が家は、曾祖父の代から3代続いているので、自分の代で途切れさせたくないとずっと思ってました。

K.Tさんは中高一貫校に通われていたそうですが、学校はどのように選ばれたのですか?

私には姉がいて、私が小学生だったときに医学部受験をしていたんです。そのとき、地方の高校では医学部受験の情報が不足しているということを強く感じました。私はそのときから医者を目指していたので、医学部受験に強い私立の中高へ行こうと思い、中学入学のタイミングで地元の福島を離れて、上京してきました。

高校時代のTさん

かなり早いタイミングですね。中学入学から受験モードにそのまま入ったんですか?

いえ…東京を楽しんじゃいました(笑)。都会生活をエンジョイしすぎてしまい、高校3年生までは勉強をあまり頑張れなかったんです。推薦で医学部に入るという選択肢があったので、授業は真面目に聞いていたのですが、その推薦もダメでした。その時点で、内申点は高いけど、試験問題は全く解けないという生徒になっちゃってました。高校3年生のときに受けた模試なんて、数学が200点満点中8点で、偏差値は20でした…。

なんと…。現役の受験はどうでしたか?

現役受験は、本番の緊張に慣れるために一応は受けました。結果はもちろんボロボロでしたが(笑)。成績が低くても、医師になるという思いは変わらなかったので、元々浪人してでも頑張ろうと思っていました。姉が医学部に入るために浪人していた姿を見ていたため、抵抗はありませんでしたね。


浪人生活について、詳しくお聞かせください。予備校は通われましたか?

高校3年生の夏休みのタイミングで、予備校の受験対策合宿に行く機会があったんです。そのときの生物の先生の授業が楽しくて、そのままその予備校に入りました。1浪目も同じ予備校に継続して通っていましたね。

1浪目はどのような勉強をされましたか?

正直、好きな勉強しかしてなかったです。浪人時も、好きだった生物の先生の授業は受けていたので、ひたすら好きな生物の勉強だけをしていました。英数は嫌いだったので、全然勉強していませんでしたね。特に英単語の暗記などの細かい勉強はずっとサボっていました。

土曜午前は予備校のテストがあったんですけど、午後と日曜日は友達とごはんに行ったりしていて過ごしていました。今考えると大学生みたいな生活してましたね…。受験生としての緊張感をそこまで持てていなかったんだと思います。そういう1年間を過ごしていたこともあって、受験は落ちてしまいました。そうして、2浪目に突入していったんです。

2浪目についてお聞かせください、1浪目とは大きく変わりましたか?

変わりました。1浪で受かっていった予備校の友達を見ると、やはり基礎学力が高かったんです。私が1浪目で避けていた英数の地道な勉強も徹底してやっていました。1浪目の勉強法を反省し、2浪で確実に受かるために基礎を徹底しようと決めました。姉も昔2浪していたんですけど、姉以上に長くは浪人したくないと思っていました。妹の意地です(笑)。

勉強量も増えましたか?

もちろん増えました。2浪目から予備校を医学部受験専門のメディカルラボに変えたのですが、平日と土曜日はみっちりカリキュラムが組まれていて、日曜日は自習に使っていたので、休む暇もなかったですね。受験は長期戦なので、途中で離脱しないように時々息抜きは挟みましたが、夏以降は毎日メディカルラボに行き、朝から晩までこもって勉強しました。

受験勉強で使っていたまとめノート。試験直前にも見直していた

それだけ勉強していると、しんどいと思うことも多かったんじゃないですか?

それが一切思わなかったんです。最初に1年間の大まかな勉強スケジュールを提示してもらっていたので、それをどう進めていくかという短期間のスケジュールを自分で立てていました。漠然とした大きな目標だけでなく日々の小さなノルマをこなすようにしていたことも受験のストレスを大きく感じなかった一因かなとも思います。また、普段の授業はすべて1:1の個別指導なので自分のペースを尊重してもらえたので、淡々と毎日の勉強に集中できました。

使っていたスケジュール帳にはびっしりと勉強予定が書き込まれていた

その末に東京女子医科大学に合格したのですね。志望校はどうやって決めましたか?

高校2年生のときに、女子医大のオープンキャンパスに行ったんです。そこで大学生活について色々知ることができ、キャンパスの雰囲気もよく、直感的に楽しそうと思いました。また、父の友人に女子医大出身の方がいて、父から情報を聞いていました。早い段階から実像をつかめて、自分がそこにいるイメージも持てたので、現役のときからずっと女子医大を第1志望にしていました。

ご家族のサポートがあったんですね。他にもご家族とのエピソードはありますか?

メディカルラボは定期的に保護者面談があるんですけど、父が私のいないところで色々質問してたようです。親は私に勉強に関してあれこれ言ってこなかったのですが、とても心配してくれていることを知って、より一層頑張ろうと思いました。受験期は母が来てくれて献身的にサポートしてくれていました。入試の朝、あまり食欲がなかったんですけど「なにか食べないと!」って具沢山のお味噌汁を出してくれて、それで連日の入試を乗り越えられました。人生で1番美味しかったです。また近くに住む親戚が私の部屋の掃除を掃除しに来てくれたり、祖母や姉が電話で他愛ない話に付き合ってくれたり、とてもありがたかったです。家族、親戚みんなに支えられた受験生活でした。感謝してもしきれないです。

メディカルラボのスタッフからの応援メッセージ

合格された瞬間、どうでしたか?

私は補欠合格で、合格を知ったのは電話だったんですけど、親と抱き合って泣きましたね(笑)。長い受験生活の努力が実った瞬間でした。

最後に受験生に向けてメッセージをお願いします。

我流に頼らないでください。予備校の先生など、受験の先輩など、自分より知識も経験も多い人にアドバイスをされたとしたら、逆らわないことが一番です。いいやり方を提案してもらったときに、抵抗するのははっきり言って無駄です。自分で考えたやり方だと、甘くなりがちですから。助言を素直に受け入れて、合格するまで諦めずに受験勉強を頑張ってください!


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