医大ライフ 医大ライフ

医大ライフ

多様な人々と触れ合い、患者の人となりまで見ることのできる医師を目指す

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東京慈恵会医科大学 6年生 K.Hさん
テニス部に所属

意外に知られていない、医学部生のリアルな日常をお届けする「医大ライフ」。今回は、東京慈恵会医科大学に通うK.Hさんの学生生活をインタビュー。学校の特色や実習の内容についてもお聞きしました。

サークルや部活はしていますか?

テニス部です。1年から6年までで70人もいる大きな部活です。テニス部は医学部だけのサークルですが、他の部活は看護科と一緒のほうが多いと思います。

活動は週2回と4回のどちらかが選べて、趣味でゆるく楽しみたい人、本気で打ち込みたい人の両方が自分に合ったペースで活動しています。私は週2回のコースでした。もう4年なので引退していますが、週4回のコースの人の中には5年や6年になっても続けている人もいて、それも一人ひとり自由に選べます。

上下関係は全く厳しくないです。中高の部活の上下関係が苦手でしたが、テニス部の先輩はみんな良い方で個別に飲み会をしたり、遊びに行くような仲です。ただ、遅刻には厳しく、規律を大切にしているところは部活らしいですね。こういったことは、今の実習でも役に立っていると感じます。でも基本的には好きなことを何でもやれる部活だったので、とっても楽しかったです。

先輩から、テストや授業についての情報をもらうことはありますか?

部活の先輩から聞くこともありますが、部活に入らなくても学年で共有してもらえます。最近は部活に入らない人が増えてきているので、同学年での情報共有がメインですね。あと、そういった面ではうちは学校側が優しくて、回答つきの過去問を全部、学校がパソコンに落としてくれたり(笑)。他の学校はそんなことないですよね。


アルバイトは何をしていますか?

飲食店1つと塾のチューター2つの合計3つを掛け持ちしています。実習期間も減らさずにアルバイトしていますね。

それはすごい! 実習は実際行ってみてどんな感想を持ちましたか?

実習は、実際に行ってみないとかわからないことがたくさんありましたね。臨床でどう知識を使うか、患者さんにはどういう接し方をするかを見たり、採血なども実践させてもらったりして。私の大学は5年の後半から6年の前半に、研修医と同じようなことができる参加型実習をさせてもらえます。

内科の実習では担当医患者さんをひとり受け持ち、2週間毎日問診や診察を担当します。実習の2週間の最後の日に患者さんからの挨拶の際、とても感謝してもらったときには、まだ医者でもなく、十分な知識もない自分でも話を聞くことで役に立てたんだと感じられました。

大学生活での楽しみは何でしょうか?

部活では、私は選手ではなかったんですが、その分部活を盛り上げることに徹しました。一丸となって盛り上げて、チームとして試合で優勝できたときは嬉しかったですね。

アルバイトの経験も良かったと思います。医学部にいるとどうしても普段は医学部の人にしか会わない生活になってしまうのですが、アルバイトを通して主婦やフリーター、普通の大学生の友人ができたり、幅広い層のお客さんと関わることができました。いろんな人に出会えたことは、広い価値観に繋がると思うので、良い経験になっています。


今後の進路について、どのように考えていますか?

血液内科に行きたいと考えています。あまり有名じゃないと思うんですけれど、 白血病などを治療するような科です。年齢の若い患者さんも多かったり、治療が長期になって入退院を繰り返す方もいたりするので、患者さんと医師が励まし合えるような関係を作りたいです。

技術の進歩で治せる病気は増えてきましたが、まだ治せない病気もたくさんあります。臨床医として診療と並行して新薬の開発、今は治らないと言われている病気の研究もしたいと思っています。

理想の医師像はありますか?

親身になれるお医者さんを目指しています。お年寄りの患者さんもさらに増えると思うので、一人ひとりの問題に寄り添い、病気を治すだけではなくて、患者さん自身の人となりを見ることができる医師になりたいなと思います。

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