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経験ゼロだったテニス部では主将を経験!部活で培った貴重な経験

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東京慈恵会医科大学 6年生 I.Mさん
硬式テニス部に所属

医学部合格を目指す受験生の中には、大学のレベルや学業に関係する面だけでなく、実際の環境も気になるという人も多いのでは。オープンキャンパスだけでは分からない、大学の雰囲気や先輩との関係性などのリアルなキャンパスライフを現役医大生に語っていただく「医大ライフ」。今回お話しを伺ったのは東京慈恵会医科大学医学部6年生のI.Mさんです。大学に入ってから始めたというテニス部では主将を務め上げたI.Mさん。部活の楽しさや、そこで得た将来に繋がる経験についてお話してもらいました。

今日は、医学部生としての生活についてお聞かせください。サークルや部活には入っていますか?

硬式テニス部に入っていました。活動は週4回ほどです。6年生なので、先日行われた東医体という東日本の医学部が集まって行われる大会を最後に引退しました。

テニス部を選んだ理由は何だったんですか?

テニスは未経験だったんですが、面白そうだなと思ったのと、やったことのない競技をやりたかったんです。

なるほど。部活内の雰囲気はどうですか?

思っていたより体育会系というか、上下関係がしっかりしていて時間やルールにも厳しいので、いい社会勉強になりましたね。先輩達は部活中は厳しいですが、テニス初心者にも優しくしっかりと教えてくれますし、オフの時はみんなで仲良く旅行するほどの仲でした。テニスだけではなく、部活という集団の中で様々なことを学び、多くの人に出会えたことは、部活を続けた大きな意義だったと思います。また、私は初心者で試合には出られなかったものの、主将を任せてもらいました。部活を仕切っていく経験も、かけがえのないものになりました。

部活を通して将来の役に立つことも学べたんですね。現在アルバイトは何かされていますか?

メディカルラボでのチューターのアルバイトと家庭教師です。以前は駿台でもチューターとして働いていました。人に何かを教えることは好きですし、僕自身、もともと勉強が苦手な人間なので、苦手な科目を持つ受験生の気持ちはよくわかります。自分なりの成績の伸ばし方を伝えたり、一緒に生徒と考えていくことで、少しでも成績を上げて志望校に受かってくれることがやりがいですね。

他にも、丸1日オフで何も予定がない日は、日雇いアルバイトで引越し作業の手伝いや工場でのバイトなども経験しました。


東京慈恵会医科大学の雰囲気はどうですか?

東京慈恵会医科大学は、学生がのびのびと過ごせる雰囲気だと思います。講義も出席をとりませんし、試験も最低限しかありません。一見ただ緩いだけでは…と思われますが、自分のしたい勉強や興味のある研究に携わることもでき、学生の自主性を重んじてくださいます。先生方もみなさん優しく、学生の疑問には丁寧に答えてくださいます。また、大学にもよりますが、慈恵では留年する学生の数は各学年に数人程度です。

確かに、大学によって学生との向き合い方は全然違いますね。大学生活の中で楽しかったことや辛かったことはありますか?

やっぱり部活での思い出が大きいです。楽しいこと、辛いことの両方が、テニスだけでなく人間関係や運営でもありました。試合には出られなかったですが、最後まで6年間やりきったこと、主将として部内の規律を守ったり、仕切る側の経験をできたりしたことはとても役に立っています。また、私の大学は単科大学なので、1学年100人くらいしかいませんが、みんな仲が良くて全員のことを知っているので、学年で何か企画を考えたりすることもあります。楽しくてとても良い環境だと思います。

将来はどんな医師になりたいと考えていますか?

患者さんと同じ目線で診療ができる医師です。世間では医療知識や技術に注目が集まりがちですが、コミュニケーションの仕方も大事だと考えています。日本は高齢化社会が進んでいて、病院に訪れる多くの高齢者の患者さんの中にはうまく症状を伝えられなかったり、医師の言うことがよく分からなかったりする方も多いと思います。そういった患者さんの話をちゃんと聞き、分かりやすく伝えることのできる医師になりたいです。医療現場にはどんどんAIが導入されていて、医者がいらなくなるとも言われていますが、私はそうは思いません。大学の講義や病院での実習などで、実際に動いているロボットを見て学ぶ機会もあります。そういった最新技術ももちろん活用していく必要はありますが、一番大切なのは人と人との関わりだと考えています。

ありがとうございます。では最後に、今後の進路について教えてください。

学生全員がいろんな科を回る「初期研修」と、次にその中から科を選択する「後期研修」があるのですが、まずは、市中もしくは付属病院で初期研修を行う予定です。地元付近か大学の付属病院で初期研修を行った後は、大学に戻ろうかなと考えています。

幼少期からスポーツをやっていて、それに伴い怪我も多かったですし、大学に入ってからも腱を切ったり脱臼したりと、その度に病院に行き、先生のお世話になりました。そうした経緯もあり、今は整形外科を志望しています。歩けない人を歩けるようにするのは素晴らしいことですし、先生達から多くを吸収して、患者さんたちのQOL向上に関わっていきたいです。

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